2006年おもしろ科学大実験招待講師
岩手県盛岡市内の私立高校教諭、岩手大学の客員教授を経て
2005年3月に有限会社LEVIを起業。(2006年5月現在)
岩手高校勤務中の2003年12月、それまで不可能とされていた
「永久磁石だけで磁性体を浮上させること」に世界で始めて成功。
電気磁気学の世界に大きな衝撃が走った。
おもに磁力を活用し開発した教材は既に数十種類に及び
(旧)科学技術庁長官賞や日本物理教育学学会賞など数多くの受賞を果たす。
佐々木先生は、超電導体が起こすふしぎな現象に注目し、それを教材として利用することを考案されました。
その代表的な作品が「超電導ジェットコースター」です。
超電導状態の際におきる「ピン止め効果」により、ネオジム磁石で作られたレールの上を超電導体が浮上しながら滑走します。
逆さになってもレールから落ちることなく超電導体は動き続けます。
その様子はあたかも岩手県出身の宮沢賢治が考えた「銀河鉄道」が無限軌道の空間を走るようです。
超電導ジェットコースター(科学技術庁長官賞平成7年受賞作品 )
私たち、おもしろ科学工房では、2006年飯田信用金庫様からの寄付により
日本に数台しかない貴重なこの超電導ジェットコースターを所有しており
おいで館で行なわれる理科実験ミュージアムや出前工房でサイエンスショーを行なっております。
佐々木修一先生のサイエンスショーの様子は、「おもしろ科学大実験レポート」
「第4回おもしろ科学大実験」に掲載されています。