100mも飛ぶモデルロケットを手作りできる企画が
大人気の「モデル ロケットを作って飛ばそう」です。
今年は多くの人に参加してもらえるように、
春に続き、秋にも「特別講座」として行われました。
当 日は気持ちのいい秋晴れの中、モデルロケットの打ち上げができました。
午前の部
それでは、午前の部の様子から紹介していきます。
モデルロケットと言えばこの方、森山先生による説明から始まります。
材料はカレンダー、フィルムケース、ビニール袋、ゴムひも、麩などです。
身の回りの 物で作るのが、後藤先生オリジナルのモデルロケットです。
麩は火薬の熱からパラシュートを守るために使います。
逆噴射のときに空に飛んでいっ てしまうのですが、鳥のえさにもなるので心配ありません。
難しいところはお母さんに手伝ってもらいながら、がんばって作ってくれました。
毎回 ロケットが回収できなくて、3回目の挑戦というお友達もいました。今日は回収できるかな。
伊那からおじいちゃんと来てくれたそうです。完成まであと少し。
みんなのロケットが出来上がったところで、打ち上げについての説明を聞きました。
こ の後いよいよ打ち上げです。
発射台に到着、イグナイターという点火線を取り付けます。
打ち上げ準備完了、秒読み開始、5,4,3,2,1,発射!
青空に吸い込まれるように飛んで行くロケットの姿をみんなで追いかけます。
上の写真を拡大すると、パラシュートを開いて降りてくるところが写っていました。
最 後はバズーカ砲の実験です。水素と酸素を混ぜた気体に点火すると、
ドッカーンと大きな音が、これにはみんなびっくり。
午後の部
続いて、午後の部の様子です。
午後もたくさんの方に参加していただきました。
遠くは岐阜より家族で来てくれたそうです。
こちらは喬木から団体で来てくれました。
パラシュートに糸をセロハンテープで貼り付けるところには、ちょっとした工夫があります。
午後からは飛び入り参加の方もいました。
ここまでできれば、あと少しで完成、打ち上げが楽しみです。
そして、いよいよ打ち上げ。ロケットを発射台に取り付けます。
打ち上げ準備完了、5,4,3,2,1,発射!!
木に引っかかってしまって回収できなかったロケットもありましたが、
午前、午後とも 全員の打ち上げに成功しました。
最後はバズーカ砲の実験です。大きな音にやっぱりみんなびっくり。
これと同じ水素と酸素の反応は 本物のロケットにも使われています。
今回の「モデルロケットを作って飛ばそう」は材料の準備の関係で、
事前に申し込みが必要とい うこともあり、参加人数が限られていました。
しかし、南信州観光公社の体験プログラムに、このモデルロケット採用されましたので
これから は参加できるチャンスが増えるかもしれません。
皆さんもぜひ体験してみてください。