ふしぎな黒い壁を作ろう!

「ふしぎな黒い壁を作ろう」っていったいなんでしょう?
遊びにきてくれたお友だちははじめにきっとそう思ったことでしょう。
今回作ってもらったのがこちらです。
工作用紙の筒の中央にあけられた小窓から黒い仕切りが見えていますが…。

とにかく目の前で本当にふしぎなことが起こります。
新聞は一軒に一部、いやいや百聞は一見にしかず。まずは続きをご覧ください。

みなさん! なんとふしぎなことに、この筒の中を鉛筆が通り抜けちゃうのですよ!
いったいどうしてなんでしょう?

さあさあ、はやる気持ちをおさえつつ、工作用紙に窓枠を作りましょう。
型紙を良く見 て、小窓にあたるところを鉛筆でマークしよう。
カッターで切り抜くのはお母さんにお願いしましょうね。

定規をあてて、きっちりと折り目をつけていきます。
できたら小窓に今回の”秘密のタ ネ”、『偏光板』を貼り付けます。
「黒い壁があるように見える」のは、この偏光板のせいなのです。

四角く工作用紙をとじてテープでとめれば、ハイ完成です。
ですが当然子どもたちはこ こでとまりません。マジックペンで色を塗ってそれぞれ模様を描いてくれます。

子どもたちはじっくり時間をかけて作品に飾り付けをしていきます。
どうでしょう、こ の満足そうな表情は! こういう時間を大切にしたいものですね。

とってもカラフルな作品に仕上がりました。魔法の道具みたいだね。
右のボクはとって も真剣に研究しながら作ってくれました。2両電車ってところがまたおもしろいよ!

4人ともすてきな作品を作ってくれました。表情もとってもうれしそう!
「車の形がで きないかな」そんなこちらの思いつきから、こんな作品が飛び出しました。
この車の展開図を描いてくれたのは遊びに来てくれた子のお父さんです。
子 どもたちにも大人気でした。本当にありがとうございました。

左の写真にマウスをのせてみよう! 車の中に黒い仕切りができているのがわかるよ!
も ちろん鉛筆だって(いや、鉛筆でなくてもいいのですが…)通り抜けます。


 偏光板にはふしぎな性質があり、
 それはさま ざまな場所で活躍し、
 私たちの生活を支えてくれています。
 「仕組みはちょっと難しい」けれど
 こんなおもちゃ作りからでも
 興味をもってもらえたならうれしいです。

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