2012年7月22日
特別講座「電池ってなんだろう?」パート2
「乾電池を作って時計を動かそう」 が行われました。
今回は乾電池を作って時計を動かします。
電池をテーマにした戸田先生の特別講座の2回目が始まりました。
1回目に参加してくれた方だけでなく、今回から参加された方もいます。
始めは前回の復習です、鍋に手を置いたり、金属板を口に入れたりして電気を発生させます。
電流計につないだ銅と亜鉛の板を手で握ってみます。
どれくらい電気ができたのか測ってみよう。
100μアンペアのメーターが振り切れるほど電流が流れた人もいました。
前回も作ったボルタの電錐の実験もありました。
コップに入れた水に銅板と亜鉛板をつけて電池を作る実験もしました。
ここまでは前回の復習です。
ここからいよいよ今回のテーマ、電池を作って時計を動かします。
始めに筒の中にアルミホイルと炭素棒、そして黒鉛の粒を入れていきます。
次は水に食塩を溶かして食塩水を作ります。
この食塩水を筒の中に注ぎ込みます。
食塩水がこぼれないようにゆっくりと注いでいくと電池の完成です。
意外と簡単ですが、これでも立派な電池になります。
最後に電池を時計につないでみます。
電圧が小さいので直列でつなぐと、時計がチクタク動きだしました。
実際に作ってみることで、乾電池のふしぎがよくわかりました。
身近なところでいつも乾電池が使えるのは、
電池を発明した科学者たちの努力の結果であることもよくわかりました。
次回で戸田先生の特別講座もいよいよ最終回、
パート3「竹ひごで電球を灯そう!」です。
→お知らせ 受け付け開始「電池ってなんだろう?パート3」