左の写真がおもしろ科学工房オリジナルの「ピッカリテスター」だよ。電気が通るものと通らないものを調べるために使うんだ。ペンギンみたいな形をしていてとってもかわいいでしょ? 足になっているクリップを調べたいものにあてたとき、発光ダイオード(LED)がつけば”電気が通るもの”だ。さあ、いろいろ調べてみよう!
と、はりきってはみたものの、この日はあいにくの大雨です。いくら梅雨だからって、こんなに降らなくてもいいのに…。遊びに来てくれる人が誰もいません。とほほほ。
おいで館前のヒマラヤスギも雨にぬれて寒そうです。いいかげん、やまないかなあ。今日は誰も遊びに きてくれないのでしょうか!
すっかりあきらめかけたそのときです。お父さんとお母さん、そして女の子がやってきてくれました。 それもなんとこの雨の中、名古屋から! しかも理科実験ミュージアムが目的できてくれたんだって! なんとうれしいことでしょう。本当にありがとうござい ました。
作ったピッカリテスターで、調べてみよう。まずは、消しゴムだ。思ったとおりLEDはつかないね。
はさみはどうだろうか? 金属のところにクリップをつけてみよう。結果は、やっぱり思ったとおり。
ビールのアルミ缶はどうだろう? 金属だから流れると思いきや、横の面はダメなんだよね。でも、底にあててみると…。みんな、知ってた?
この黒い物体の正体は”炭”なのだ。これはどうだろう? わからないときは、テスターで調べてみよう! 結果はええっ!なんでこんなものに電気がとおるの?
元気な三兄弟もきてくれました。ありがとう。家の中にいてもつまらないよね。実は雨の日こそ理科実験ミュージアムがお得なのです!
作り方はいたって簡単。使うのは単三乾電池2本とクリップ2個、LED1個、牛乳パックを使います。
ちょうどの大きさに切った牛乳パックの台紙に両面テープをはり電池とクリップとLEDを取り付けま す。LEDは向きに注意!
手のひらにちょこんと乗っちゃう、とってもかわいいピッカリテスターです。またぜひテーマにとりあげたいなあ!