「超電導」。それはいつの日か人類が手に入れる夢の技術。佐々木先生はその研究の最先端を走っていらっしゃいます。その先端技術の一部を子どもたちにも興味をもってもらえるようにと先生が開発されたのがこの「超電導ジェットコースター」です。超電導体が目に見えないレールの上をすべるように走る姿には、子どもたちのみならず私たち大人も魅了されました。
この日、牧野飯田市長(オレンジのネクタイをしている方)が視察にみえました。私たちの活動を重点事業に取り上げ、強力にバックアップしてくださっています。
時間の都合で事前に「超電導…」のデモンストレーションを見ていただきました。たちまちステージは黒山のひとだかり!
特別招待実験、佐々木修一先生による「超電導ジェットコースター」、いよいよ始まります。
“メビウスの輪”の形をしたレールには実に約2000個もの「ネオジム磁石」がはりつけてあります。そのレールの上に液体窒素で冷やした超電導体をのせると…。
超電導体(アルミ箔に包まれています)はレールからおよそ1cmほど浮いた状態となります。
こうなると、超伝導状態でなくなるまではたとえ逆さになっても落ちることはありません。ふしぎだなあ。