展示コーナー【第4回おもしろ科学大実験5/3(水)】

 私たちおもしろ科学工房には、後藤先生の巡回科学実験教室を受けたことがきっかけとなって小学校6年生からメンバーとなった男子3人組がいます。彼らが飯田東中学校在学中に所属した科学部の活動の中で製作した数々の作品は、県知事賞を始めいくつもの賞を受賞する輝かしい成績をおさめました。現在彼らは高校へ進学し、それぞれが目指す科学の道を歩み始めました。彼らはやがてそれぞれの分野でさらなる花を咲かせてくれることでしょう。
 これこそ後藤先生が夢に描いていた姿です。私たちにとっても、これほど喜ばしいことはありません。彼らにつづく少年少女たちが登場することを、私たちは願ってやみません。

牧野飯田市長に「親子傘太陽炉」の説明をする北林くんです。堂々と説明する様子を先生はうれしそうに見つめます。

こちらは「電磁誘導式風力発電器」。風をうけて3つの傘が回転します。

回転部に取り付けられたコイルが”ネオジム磁石”の上を通過することで、電磁誘導により発電をします。発電器を回すというこれまで方法とは違うところがすばらしいです!

これらの作品は県教委「信州教育プラン21」プレゼンテーションコンクールに「自然に優しいエネルギーの開発」というテーマで出展され、見事県知事賞に輝きました。

こちらは「長野県学生科学賞・大賞」を受賞した「伊那谷のかこう岩の研究と放射線物質の発見」の展示コーナーです。彼は岩石のことならなんでもこい!の北原君です。鉱物顕微鏡で自ら作成したプレパラートを見せてくれました。

放射性鉱物が出す放射線を確かめるために「霧箱」という装置を使ったのだそうです。見に来てくれた方々に、そのしくみを詳しく説明しています。

中央には「アメリシウム」という名の人工放射性金属がおいてあります。放射状に飛び出す煙が、アメリシウムからでた放射線の飛んだ後です。そうでないものは自然界にふつうにある放射線の軌跡です。

Home
開催予告
活動レポート
お問合せ
Search