2003年12月12日(金) 19:30~19:55 NHK長野
不思議の心を育てたい ~科学おじいちゃんの単身赴任~
先日放映された「ズームアップ信州」のダイジェスト版です。見逃してしまった方、お待たせいたしました!
2003年12月12日(金) 19:30~19:55
1.子どもたちのキラキラした視線の先にあるものは…
2.自分たちで作った紙製ロケットです。空高く飛んでいきます。
3.後藤先生もうれしそうにそれを見上げています。
4.好奇心を刺激し創造性をのばす活動をすることで子どもたちが科学に目覚め、
ふしぎさに興味をもってくると思うんですよね。
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不思議の心を育てたい ~科学おじいちゃんの単身赴任~
はじまりです!
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私たちの住む長野県飯田市です。
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自転車に乗って後藤先生の登場です。これから巡回科学実験教室が始まるのです。
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巡回科学実験教室を待つ小学生たちです。
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今日は静電気の実験です。まずはストローを使っての説明です。
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今度は静電気の宇宙遊泳。静電気の力でビニールがふわふわと浮いています。
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つぎつぎと現れるふしぎな実験に、子どもたちの目は釘づけです。
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手作りの静電気発生装置、現代版エレキテルです。
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みんなで手をつないで静電気を「体験」しています。2万ボルトの電気ってどう?
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科学教室が終わっても、子どもたちは先生を質問攻めです。
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後藤先生が高校の先生をしていたころのお写真です。
受験勉強に追われ生徒たちは科学の本当のおもしろさに気づいていないと感じていました。
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そこで先生は授業に実験を多く取り入れました。
上はこれまで先生によって考案された150以上もの実験道具の一部です。
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先生が5年前に発売された本は70万部を超えるベストセラーとなりました。
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先生は今日もまた新しい実験装置を研究しています。
19.好奇心の原点は小さいときに作られます。だから小・中学生の頃が一番大事だと思います。
それを生かすためにやっているんですね。
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週末はかざこし子どもの森公園のおいで館で理科実験ミュージアムを開きます。
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わたしたち科学工房の活動拠点、「おいで館」です。ここに理科実験ミュージアムがあるのです。
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この日のテーマはブーメラン。遊びに来た子どもたちに作り方を教える先生です。
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子どもたちは思い思いに色を塗り始めます。
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今度は子どもたちが新しいブーメランを自分で考えて作り始めました。
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その様子をうれしそうにながめる後藤先生です。
26.好奇心をのばすためには考える素材を与えることが必要です。子どもたちはそれを望んでいるんです。
それに応えることが地域社会や学校の責任なんですね。
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入れたお金が小さく見える貯金箱を自分でも作ろうとしている小学1年生のゆうすけくんです。
牛乳パックに特殊なレンズをつけてみましたが、まだ納得できません。
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レンズを2枚重ねてみたらどうなるだろう!思いついてさっそくやってみたら…
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入れたお金がグッと小さく見えて、ゆうすけくんは大満足。
なぜ2つの牛乳パックをつなげたかって?「だってたくさん入るじゃん」だって!
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できあがった貯金箱をもっておいで館にいきました。
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貯金箱を先生にも見てもらいました。先生は子どもにやさしく問いかけます。
この日新しく考えた携帯型の貯金箱も登場しました。
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フィルムケースのフタにレンズをつけたものです。たったこれだけで入れたお金が小さくなっちゃいます。
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わたしたちおもしろ科学工房です。TVに出ちゃいました。この日は今年度最終日。ミーティングをしています。
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来年の計画や新しい実験テーマについていろんな意見を出し合いました。
35.子どもはたとえ小さくてもすばらしい発想を持っています。
どんな小さな事でもみとめて実現するようにいっしょに協力する責任があると思うんですよね。
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先生のところには中学生の子どもたちもやってきます。自作の実験装置を見てもらうためです。
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自分で作った地盤の液状化現象のモデルについて先生からアドバイスをもらいました。
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先生は子どもたちが興味をもって初めて理論のお話をします。
39.私なりに考え彼らに問いかけ彼らが持っているものをさらに引き上げていく、それが本当の教育だと思います。
失敗を繰り返しながら完成させるその喜びを与えたいですね。
40.後藤先生にあってから、不思議だなって思ったことは自分からすすんで調べられるようになりました。
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この日今年最後の巡回科学実験教室が行われました。テーマはしゃぼん玉です。
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ふつうの大きさではありません。とってもとっても大きくなります。
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風にのってキラキラかがやきながらしゃぼん玉は舞います。無邪気に遊ぶ子どもたちのようです。
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どうしてあんなに大きなしゃぼん玉ができるか、自分たちでもぜひ考えてみてくださいね。
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「ありがとうございました!」
46.創造性は実験をともなわなければでてこないと思います。本を読んだだけではダメだと思うんです。
この活動をこれからもっと広げていきたいと思っています。
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今年であった子どもは5000人を超えます。再会を楽しみに。春にまた会いましょう!