2018年6月16日(土)
今日のテーマは「ふしぎな黒い壁を作ろう」です。
厚紙で作った家の模型の窓を覗き込むと、家の中には黒い壁が見えます。
ところがびっくり!
家を横から見ると、中は空洞で黒い壁は見当たりません!!
今日はこのふしぎな黒い壁作りに挑戦しました。
この黒い壁の正体は何でしょうか?
窓には、偏光板と呼ぶ特定方向の光だけを通す特殊なシートを使用しています。
この偏光板を2枚重ねお互いの向きを変えることで、偏光板に光が通ったり通らなかったりします。
光が通らなければ暗くなるのでシートは黒く見えます。これが「ふしぎな黒い壁」の正体です。
子供達には少し難しかったかな・・・
とりあえず作ってみましょう!
まず厚紙に切り取りや折り曲げをするためのマークを付けていきます。
マークを付けたら、今度はハサミで厚紙を切っていき、それぞれを
折り曲げて一方を屋根、もう一方を家の壁にします。
そして偏光板を4枚用意しそれぞれの組合せに注意しながら、テープで家に貼り付けていきます。
両面テープで屋根を取付けたら、いよいよ待ちに待った色塗りです。
子供達は、ペンで家に絵を書いたり色を塗ったりしながら自分オリジナルの家を夢中で作っていました。
中には残った厚紙で煙突をつけている器用な子もいました!
完成後、子供達は窓を覗き込みながら黒い壁を不思議そうに見つめていました。
今日は天気が良かったので、外の色々な景色を偏光板を通して見る子もいました。
今回は、親子レクリエーションの関係で豊丘南小学校の子供達や親御さんも参加し、
親子共に多くの方々に楽しんで頂きました。