科学の原理を使ってふしぎな現象 をお届けする「サイエンス・マジックショー」が開かれました。後藤先生の前では、次々とふしぎなことが起こります。子どもたちからは「ええ? どうし て?」という声が次々とあがります。ふつうのマジックショーなら「見ておしまい」。でも、ここは違います。自分でやって確かめられるのです。そう、君たち にもできるんだよ。それは身の回りにふだんからある科学の原理を使っているんだ。君たちのまわりは科学でいっぱいなんだ!
いよいよサイエンス・マジックショーのはじまり、はじまり~!
水をいれたビニール袋にえんぴつをさしたよ。何本もささってるけど、水がこぼれない。どうし てなんだろう?
水の入ったグラスにフック付きのプラスチック板でフタをします。たったそれだけなのにそのグ ラスが3つもぶらさがってるよ。ひぇ~。大丈夫?
こちらは「なんでも皿まわし」。後藤先生の手にかかれば何だって回っちゃう。ウチワなんてか るい、かるい!
ゴム風船に竹串をさしました。でも割れません。ボクがやったら割れちゃった。どうしてなんだ ろう?
ビンの口に5円玉でフタをして、秘密の筒をかぶせます。その筒の上からパチンコ玉を落とす と、フタをしたはずのビンにパチンコ玉がはいっちゃう!?
これはふしぎ。紙テープを2つのゼムクリップではさんでとめます。両側からテープをひっぱる と、離れていたクリップがひとつにつながっちゃう!
たくさんのマジックが行われました。上は超能力で回る?風車、と思いきや、手で温められた空 気によって起こる上昇気流を使った現象です。
かたく結んだひもだって、先生にかかればあっというまにほどけちゃうぞ。さあ、君も挑戦して みよう。
これはみんなで浮沈子を体験しているところ。そうかあ、そうだったんだあ。
こんなにちっちゃなこでも、いえ、ちっちゃなこほど好奇心のかたまりなのです。
先生!ボクにもできたよ! そうだね。自分でやってみることが大事だよ。うまくできてよかっ たね。