麻績の里体験学校「子ども科学教室」

12月4日(日) 飯田市座光寺、麻績の館で「こども科学教室」が行われました。
去年に引き続き座光寺地区の育成会の皆さんと一緒に
おもしろ科学工房の出前工房が行われました。

座光寺公民館でサイエンスマジックショーと班ごとの工作
最後にモデルロケットの打ち上げをみんなで見ました。

前日まで雨が降っていましたが、この日は朝からとてもいい天気で
モデルロケットの打ち上げには絶好の日でした。

始めに座光寺公民館でサイエンスマジックショーが行われました。
目の前を落ちていく千円札を指でつまもうとするのですが、そう簡単には取れません。
これは、目で見て、脳が判断して、指でつまむまでの反応時間の実験です。

水の入ったポリ袋に鉛筆を突き刺します。
あっ、水がこぼれる!と思ったら水はこぼれません。
5、6本刺しても大丈夫でした。

新聞紙とわりばしを使って大気圧の力を体験します。
机の端にわりばしを置き、その上に新聞紙を置きます。
わりばしのはみ出た部分をえいっとたたくと、見事にわりばしが折れました。

コップの中に水を入れたはずなのに、その水はどこかへ行ってしまいます。
これは仕掛けが分かれば誰でもできるマジックです。
さっそくやってもらうと大成功でした。

水素ガスを入れたシャボン玉を作ってみます。
水素は軽いので上に浮かんでいきますが、火を近づけると、
パン、と音がして爆発してしまいます。

ロケットエンジンにも使われているこの水素の力を体験してみよう。
ビニールホースを使って安全に実験できる方法です。
大きな音と衝撃にみんなびっくり。

科学教室の後半は各班に分かれて工作をしました。
ホバークラフトやバルーンスライム、モデルロケットを作ります。

最後に全員でモデルロケットの打ち上げを見ました。
打ち上げ場所となった座光寺小学校の校庭では雲ひとつない快晴でした。
遠くには真っ白に雪化粧した南アルプスがよく見えていました。

順番にモデルロケットを打ち上げていきます。
5,4,3,2,1発射!飛んでいくロケットをみんなで追いかけていきます。
パラシュートが開いて落ちてきたロケットをうまくキャッチできた人もいました。

この日最後のロケットは校長先生に打ち上げていただきました。
どのロケットも無事打ち上がり科学教室は終了しました。

今年で2回目となった座光寺地区の「こども科学教室」に
多くの方の参加と協力ありがとうございました。
今回、科学に興味を持った方、もっといろんな実験をしてみたい方は
ぜひ理科実験ミュージアムにも来てください。

関連記事→南信州新聞  2011.12.8掲載記事「不思議な現象に興奮! 麻績の里体験学校」

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