勤労感謝の日でお休みのこの日、飯田信用金庫さんが主催するビジネスフェアで、昨年に引き続きサイエンスショーを行いました。テーマはおなじみ「超低温のふしぎな世界」! 液体窒素を使ったおもしろ実験の数々と、超電導ジェットコースターのデモンストレーションを楽しんでもらいました。
みんな列を作って並んでいます。さあ、いったい何がはじまるんでしょうか?ワクワク
並んだみんなはバラの花をビンの中の液体窒素に入れています。液体窒素の温度はなんと -196℃! バラはいったいどうなるのでしょうか?
バラを手でさわるとパリパリとくずれてしまいました。バラの中の水分が凍って花びらがうす い氷のようになってしまったのです。
子どもたちがワッと集まりました。いったい何があったかというと…
ビニールボールを液体窒素の中にいれてみたのです。ボールはカチカチになり、ハンマーでた たくとこのとおりこなごなに!
銅製の容器に液体窒素を入れると、ポタポタと液体がたれてきます。これは液体酸素。その証 拠に、燃えます。
エジソン電球の実験です。酸素がない場所では、フィラメントが燃えつきず、ずっと明かりが 輝きつづけます。
超電導ジェットコースターの登場です。レールの上に超電導体が1cmほど浮かんでいます。 本当にふしぎな光景です。
飯田工業高校のお兄さんたちも実験に参加してくれました。超電導体を左右にすべらせてみま しょう
ボクたちも挑戦! もっとふしぎなことに、超電導状態のときは、さかさまになってもレール から1cmほど離れたまま落ちません。
最後はちょっぴりおいしい実験です。マシュマロを入れるとどうなるか? かたくて食べられ なくなる?
と思いきや、マシュマロはカリカリ・サクサクに! この食感はやみつきになるかも!