5月8日(日) 月僧秀弥先生と新村宏樹先生によるサイエンスショー
今回のサイエンスショーは科学と漫才を組み合わせた笑いのあるショーです。
全日本科学漫才研究会に所属する「科学家イカの足」こと月僧先生、
「科学家楽ぱー」こと新村先生による漫才スタイルの科学実験が行われました。
月僧秀弥先生と新村宏樹先生による
サイエンスショー「ニュートンに挑戦!!」
飯田市の教育長さんにおいでいただいてサイエンスショーが始まりました。
サイエンスショーが始まる前には月僧先生と新村先生によって
特別な実験も見せていただきました。
そしていよいよサイエンスショー「ニュートンに挑戦!!」が始まります。
テーマはニュートンが発見した運動の法則です。
車に乗るときはシートベルトをしなくてはいけません。どうしてでしょうか?
その理由をぬいぐるみを乗せた台車を使った実験で見せていただきました。
動いている台車を急に止めると、ぬいぐるはそのまま動き続けようとするので、
ぬいぐるは前に飛ばされてしまいました。
こんなことにならないために、車に乗ったらシートベルトをしましょう。
紙コップの上に重たいボーリングの球を置きます。
これをハンマーでたたくと、紙コップはつぶれそうに思いますがつぶれません。
止まっているボーリングの球は止まり続けようとするからです。
動いている物は動き続けようとし、止まっている物は止まり続けるのが運動の法則です。
会場で見ているみんなにとって、学校でこの法則を習うのはずっと先のことになるのですが、
身近な物を使って実験するとみんな興味津々です。
どんな物でも重さがある物には必ずこの運動の法則があるということです。
空気にも重さがあるので、ビニール袋に入れて投げると飛び続けようとします。
こちらはハンガーに十円玉を乗せて回す実験です。
バランスをとるのが難しそうですが、
うまくできるように何度も練習しているそうです。
次はだるま落としの実験です。
これも運動の法則を利用しているのです。
さらに大きなだるまが登場しました。
こんなに大きなだるま落しができるのでしょうか?
見事にだるま落としが成功するとみんなから歓声が上がりました。
ニュートンの運動の法則と聞くとなんだか難しそうですが、
漫才と組み合わせることでわかりやすく面白く説明していただきました。
会場からは笑い声や声援があふれるとても楽しいサイエンスショーになりました。
月僧先生、新村先生、ありがとうございました。