踊る静電気ビーズを作ろう

2024年10月6日
理科実験ミュージアムの新メニューとして「踊る静電気ビーズを作ろう」が行われました。空気が乾燥する季節になると静電気が起きやすくなってきます。ドアを開けようとして静電気でビリッとしたことがある人もいると思います。今回はその静電気を使った工作です。

10月になり静電気が起きやすくなるかと思ったのですが、この日は暖かく雨も降っていて、静電気の実験がうまくできるか心配していました。

今回作るのはプラコップと発泡スチロールの小さなビーズでできています。静電気の働きで発泡スチロールのビーズが上下に飛び回り、ビーズがダンスしているように見えます。

最初にプラコップの内と外にアルミテープを貼り、底にクリップをはさみ込んで電気的に接触させます。飯田信用金庫さん、コアカレッジの学生さん、飯田女子高の高校生など多くの方にボランティアとして参加していただいて、いっしょに工作を手伝ってもらいました。

コップの部分ができたら、そこにインクジェットプリンターのインクで色をつけた発泡スチロールのビーズを入れます。

プラコップを塩化ビニールの板でふたをすると完成です。新聞紙などの紙の上でこすって静電気を起こすと、中の発泡スチロールビーズが動き出します。

静電気の実験は湿度や材料のちょっとした条件の違いで、うまくできたり、できなかったりします。ここでは新聞紙の上でこすって静電気を起こしましたが、他にどんな物で静電気が起きるか試してみてください。

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