コイルモーターを作ろう

2023年10月8日
「コイルモーターを作ろう」が行われました。洗濯機や掃除機、最近では電気自動車など、身近なところにモーターが使われています。今回は乾電池、磁石、銅線などを使って一番基本的なモーターを作りました。モーターがうまく回るように調整するのが難しいのですが、みんながんばって作ってくれました。

銅線を乾電池に巻いてコイルを作るところから始まります。次にコイルから飛び出ている銅線の表面のエナメルを紙やすりで削り取ります。エナメルを片面だけ残すことで、電気が流れる面と流れない面を作るのがポイントです。

そうするとこのようなコイルができます。これがモーターの中で回っている回転子という部分になります。今回のコイルモーターの中でここが難しいところです。

次に軸受け部分を作ります。クリップを曲げた物を乾電池に取り付け、テープでしっかりと固定して電池から電流が流れるようにします。

コイル、軸受け、乾電池などの部品を全部組み合わせると完成です。コイルをそっと指で回してみると、うまくいけば電気と磁気の力で回り続けます。

ところが、最初はうまく回らないことが多いので、コイルの形を整えたり、銅線に電流が流れているか確認したり、根気よく調整します。ここがコイルモーターの難しいところですが、その分モーターが回ったときの感動は大きくなるのではないでしょうか。

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