今年 の夏季講座のテーマは電池がいらないふしぎなラジオ「ゲルマニウムラジオ」。
なぜ聞こえるのかはちょっと難しいけれど、数個の部品で作れること、 そして電池がいらないという特徴をもったこのラジオに、参加してくれたお友達はとっても興味を持ってくれたみたいです。
もっとよく聞こえるように するにはどうしたらよいか、みんなもいろいろと考えてみよう。
まずはアンテナをはりましょう。お手伝いしてくれ てありがとね。
さあこれからゲルマニウムラジオを作りますよ。説 明するのは元工業高校の先生です。だから電気については専門家!
アンテナがとらえた電波の信号を、オシロスコープ で見てみましょう。
いろいろな機械でラジオのしくみを説明していま す。
「どうして聞こえるか」を説明するのは、実は ちょっぴり難しいのだ!
でも、聞こえるからふしぎだねぇ。
ゲルマニウムダイオードの代わりに、特殊な鉱石を 使ってラジオを聞いていたこともありました。
これがその石です。電波の信号を音に変える重要な働きがあります。
いよいよラジオ作りの開始だ。まずは、エナメル線を用意します。
それをフィルムケースにぐるぐる巻いてコイルを作ります。
そう、きっちりきれいに巻くんだよ。
エナメル線の端を、紙ヤスリで削ろう。
お母さんといっしょに挑戦してくれました。
こちらはお父さんといっしょです。ミュージアムに はもう何度も来てくれています。
さあ、いよいよ「はんだづけ」だ。きっとみんな初 めてだろうね。
熱いから十分気をつけて扱おう。
作り方をよく見て、配線を間違えないようにね。
完成したラジオに、長ーいアンテナ線をくっつけて みよう。「わっ、聞こえた!」