月ってなあに?

11月13日 本年度2回目の松尾サイエンススクールが行われました。
飯田市松尾地域のボランティア組織の活動ですが
おもしろ科学工房も協力しております。

今回は、月や星に関することを行ないました。
参加者が25人ほどで今回は少なかったですが
松尾サイエンススクールのスタッフは、初めて揃いのTシャツで活動しました。

宇宙についての話として、地球と月の関係を簡単な実験を通して行い
参加者には手作り星座早見盤を作ってもらいました。

実験の内容は、地球儀と月に見立てたボールを使い
月の満ち欠けと、月がいつも同じ面を地球に向けているという内容です。
月が同じ面を地球に向けているのは、月の自転と公転の周期が一致しているためです。

月は我々が簡単に、そして身近に見える天体なので
これをきっかけに、こどもたちに夜空を見てもらえればいいなと思います。

今回に限らず、このスクールは勉強ではありません。
少しでも科学に興味をもってもらえれば幸いです。

後半は星座早見盤の作成ですが、二枚の円板を切り抜き、一枚はこの円板の中を楕円に切り抜きます。
ここが一番難しいところですが、スタッフの助けを借りて全員切り抜くことができました。
各自、星座盤の中にある自分の星座と天の赤道と黄道(太陽の通り道)に色を塗り
さきほど開けた楕円の部分に透明フィルムを張り、二枚の円板を割ピンで止めて完成です。

最後に星座盤の使い方の説明をしました。
当日(11月13日)の午後8時に合わせて、今夜見ることのできる夜空を確かめました。
工作というと、作ることが目的となってしまい
その後の使うことが、疎かになってしまうことが多々ありますが
星座盤は使おうと思えば一生使うことができます。
ひとりでも多くの参加者が、これを使って夜空をながめてもらえれば幸いです。

今年の12月21日は、皆既月食です。
暗く円い月が、東の空から昇ってきて 1時間半ほど観えます。
その後は、まんまるの黄色に輝く満月に戻ります。

12月21日 夜5時30分 みんなでお月様を観ましょう

子ども達の感想
・今日、ミニ体育館でサイエンススクールで、星ざはやみばんを作りました。
 セロハンをすきまなくつけるのがむずかしかったです。
・流れ星のべんきょうとりゅうせいぐんのはなしもききました。なんかきいろいどまんなかがくろかった。
 せいざばんをつくるのがたのしかったです。
・とてもたのしかったです。作るのがとてもたのしかった。せいざはやみばんをつくるのをおしえてくれてありがとう

関連記事→信州日報2010.11.24記事「星座の魅力に触れる」
南信州新聞 2010.11.14掲載記事 「月の満ち欠け実験で納得」

松尾サイエンススクールとは→おもしろ科学工房って?の地育力「科学ボランティア組織が出来る

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