2022年7月3日
理科実験ミュージアムでは「アメンボウで遊ぼう」が行われました。田んぼでよく見かけるアメンボウと同じように、足で水面に浮かぶおもちゃを作りました。
材料は電化製品に使われる細い銅線です。それを3本取り出して形を整えます。
3本の銅線をねじってまとめたら、アメンボウの足の形になるように銅線を伸ばします。
アメンボウの形ができたら、そっと水面に置いてみます。すると水の表面張力の働きでアメンボウは水面に浮かぶことができます。
浮かんでいるアメンボウに、ティッシュペーパーでこすったストローを近づけると、アメンボウがストローに吸い付くように近づいてきました。これは静電気の力です。
最後に水面に洗剤をほんの少しだけ付けてみます。するとアメンボウがスーと逃げていって、最後にはみんな沈没してしまいます。洗剤に含まれている界面活性剤の作用で、表面張力が働かなくなってしまうからです。アメンボウは簡単に作ることができて、いろいろな実験も楽しむことができました。