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2016年10月1日
ふしぎな黒い壁を作ろうが行われました。
四角い箱に開いた窓から中を見ると、箱の中に黒い壁があるように見えます。
ところが箱の中には本物の壁はありません。
どうなっているのでしょうか?
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材料は工作用紙と偏光板です。
はじめに工作用紙に型紙を置いて目印をつけます。
印に合わせて窓になる部分を切り取ります。
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次に窓の部分に2枚の偏光板を貼り付けます。
この偏光板の貼り方にふしぎな黒い壁の秘密が隠されています
2枚の偏光板を重ねてみると、光が通る場合と通らない場合があります。
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光は波のように振動しながら進んでいます。
その光が1枚目の偏光板にあたると、ある一定の方向に振動している光だけが通り抜ける性質があります。
次に2枚目の偏光板を90度傾けて重ねると、どんな方向に振動している光も通れなくなります。
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90度傾けた2枚の偏光板を並べて窓に貼り付けます。
最後に工作用紙を箱の形にすると完成です。
箱の中にボールペンを入れてみると、黒い壁を突き抜けているように見えます。
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こちらでは自動車の形を作ろうとがんばっています。
型紙を切り取るのが難しいのですが、手伝ってもらいながら完成させることができました。
この日は飯田信用金庫の職員の方にボランティアとして参加していただきました。
毎月2回、理科実験ミュージアムの運営に協力していただいています。
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