2015年10月17日
特別講座「小鳥笛を作ろう」
ふくろうや、うぐいすの鳴き声のような音を出す笛を作りました。
笛を作った後にはどうして音が出るのか、
その仕組みを実験しながら確かめました。
10月になり、おいで館の周りにも秋が近づいてきました。
今日は特別講座として小鳥笛を作りました。
本当は竹を切ったり削ったりしなくてはいけないのですが、
今回は前もって科学工房のスタッフにより加工してある竹を使いますので、
接着剤でつなぎ合わせるだけで完成です。
工作はこれで終わりなのですが、接着剤が固まるまで1時間くらいかかります。
空いた時間に笛が音を出す仕組みを実験しながら調べてみます。
これは振り回すとふしぎな音が出るパイプの実験です。
ガラスビンやラップの芯のような筒に息を吹きかけると音が出るのも同じ原理です。
少し難しいですがこれは「気柱振動」と言います。
オシロスコープを使って筒の中で起きる音の波を観察しました。
今回は笛を作るだけでなく、その仕組みも知ることができました。