なんと、戸田一郎先生がおもしろ科学大実験の応援に駆けつけてくれることになりました。
戸田先生は2007年おもしろ科学大実験においでいただき、
火起しのサイエンスショーや、霧箱の実験などを見せていただきました。
後藤先生から、戸田先生と今回見せていただく実験についてメッセージが届いています。
「放射線を目で見る実験」～戸田一郎先生～
かざこし子どもの森公園長 後藤道夫
福島原子力発電所の事故で、毎日テレビや新聞で、
ヨウ素やセシュウムの放射能のことが、報道されています。
ところで放射能や放射線とは一体どのようなものでしょうか、
それを正確に理解することは現在至って大切なことだと思います。
4年前の「おもしろ科学大実験」の際も講師として「おいで館」で、数々の実験をしてくださった、
富山市の優れた科学館「ワンダ―ラボ」のサイエンスプロジューサー戸田一郎先生は、
放射線を目で見る大型拡散型霧箱の製作者としては日本屈指の方といえるでしょう。
現在先生の自作されたオリジナルな霧箱はワンダーラボや大阪市立科学館などに展示され、日夜連続して、
各種の放射線（アルファ線、ベータ線、ガンマ―線）の大小さまざまの形で飛ぶ白い飛跡を見ています。
今月4月30日の「おもしろ科学大実験」でも「おいで館」における実験ブースに於いて、
終日そうした実験を見せてくださるでしょう。
更に放射線の一種Ｘ線についても、ソフテックスを用いて、歯科の治療として、
歯の形を撮影する方法で、さいふの中のコインを見たり、
昆虫を形作る骨の形を見たりする大変珍しい実験もしてくださる予定です。
私は先生と共に、ヨーロッパやアメリカの科学博物館や大学を訪問し、
放射線を中心とした設備を見学してまわりました。
今や先生は日本独自の霧箱製作者として優れた実験を展開しておられます。
ご期待下さい。
皆様のご来場をお待ち致します。
→2007年おもしろ科学大実験 戸田一郎先生による火起しのサイエンスショー を見る
→後藤先生の紹介ブログ 友達の輪 戸田一郎先生の紹介 を見る
