飯田市における理科関連施設・団体「飯田市美術博物館」「飯田市立図書館」「天竜川総合学習館かわらんべ」
「下伊那教育会生物委員会」「かざこし子どもの森公園」「南信州飯田おもしろ科学工房」が、飯田下伊那で自然科学をテーマに
協働して「たねの会」を作りました。
第1回目の今年度は、「たね」に関する様々な企画を行いました。
飯田市全体で、自然科学のタネを蒔き その芽を育てていきたいと力を合わせています。
「南信州飯田おもしろ科学工房」
飛行機やヘリコプターに似た方法で空を飛ぶ不思議な植物のタネの模型を作ります
→ 活動レポート 11月7日 飛ばしタネ パートⅠ ラワンのタネもけいを見る
→ 活動レポート 11月8日 飛ばしタネ パートⅡ アルソミトラのタネもけいを見る
タネは、風に飛ばされて遠くまで飛ぶもの、かたちが悪くてそのまま落ちるもの
いろいろなかたちをしてあらゆる場所で生育しようとする強い生命力を感じます。
「天竜川総合学習館 かわらんべ」
10月24日 こまっタネ! やられタネ!
こまった!アレチウリ。やられた!ひっつき虫。とがったタネやひっつくタネの仕組みを体験しよう
→ かわらんべ講座 10月24日 を見る
「飯田市立図書館」
11月21日 ふしぎダネ!たねのヒミツを学ぼう!
~たねのおはなしと遊び~ 講師:小林正明先生
植物はたねをどうやって広げるのかな?たねの工夫のおはなしを聞いたり、どんぐりで遊びます。
中央・鼎・上郷図書館では、お楽しみ会でほかの「たね」のイベントを行いました
→ 活動レポート ふしぎダネ!たねのヒミツを学ぼう!を見る
「かざこし子どもの森公園」
10月31日 森de みつけタネアート
講師:筒井寛さん
公園にある森でみつけた「たね」や「葉っぱ」を使って、オリジナルのアート作品を作ろう!!
かざこし子どもの森公園を散策し、いろいろな木の実を拾ってきました。
それを使って ユニークなアート作品を作りました
→ かざこし子どもの森公園 たねの会「森でみつけタネ!アート」活動報告を見る「下伊那教育会 生物委員会」
10月3日~11月15日 風にのっタネ つばさをもっタネ
仲間を遠くへはこぶため、翼をつけることを選んだたねたち。身近な種にこんな工夫が。
つばさには、プロペラ型 グライダー型があります。
プロペラ型は風をうけて、くるくる回りながら落ちて行きます
グライダー型は、風にのってとおくまでとびます。
「飯田美術博物館」
11月15日 どんぐり食べタネ!クッキング
縄文時代に食べられていたというどんぐりの話を盛り込んだ学べる、食べられるワークショップ
講師は、中川村歴史民族資料館の米山妙子学芸員。
縄文時代の人たちがどんぐりを使って調理していたことが分かる、炭化したどん ぐりがついた土器を見せてくれました。
みんなびっくりして眺めました。
クッキーは、どんぐり粉・小麦粉・油・塩・砂糖を混ぜて形をつくり、フライパ ンで焼くだけ。みんなワイワイ楽しんで作りました。
お味は…こうばしくて渋み もなく、おいしい。滋味あふれる味わいでした。
また、スダジイは渋みがなく、まるでナッツのように殻をむいてそのまま食べら れました。
マテバシイはゆでたものを食べましたが、子供たちには渋みがあって 食べられない~という人もいました。
韓国で有名などんぐり豆腐をぽん酢で試食 しましたが、子供には渋かったものの
大人にはいいおつまみになりそうとの声が 聞かれました。