2025年6月22日
飯田市立図書館とのコラボ企画 「ふしぎな目&ふしぎな絵」~くるくるアニメを作ろう~が行われました。本の読み聞かせと、理科の実験を組み合わせた取り組みです。

この日は図書館の方に目の仕組みや錯覚などについての本を用意していただきました。最初にその中から一冊の絵本を読んでいただきました。

次は目の錯覚の実験です。本当は同じ大きさの猫ですが、二匹並べると下の猫が大きく見えます。

目の残像効果を利用した工作もしました。紙に輪ゴムを付けてくるくる回すと、表と裏の絵が重なって見えます。

もう一つ残像を利用した工作で、こちらはストローを持ってくるくる回すと表と裏の絵が重なって見えます。

残像の仕組みを利用し、動く絵を見ることができるのがゾートロープです。これは映画やアニメーションの原理となったものです。最後にこのゾートロープを作りました。

始めにCDコマを作っておきます。その次は一番難しいところです。黒い画用紙をはさみで切り取って、細いスリットを何本も作っていきます。これをCDコマに巻きつけるとゾートロープが完成します。

黒い紙の内側にパラパラマンガのような絵を入れ、CDコマを回すとスリットを通して絵が動いて見えます。ゾートロープが発明されたことで、このあと映画やアニメの発明につながったそうです。

この日の実験テーマに合わせ、目の仕組みや錯覚、アニメを作る仕事などたくさんの本を図書館から用意していただきました。気になる本を見つけたらその場で本を借りることもできました。