2016年11月6日
マクスウェルのコマを作ろうが行われました。
回っているコマはずっと同じ方向を向き続ける性質があります。
この原理はロケットや人工衛星にも使われています。
今回はマクスウェルのコマを作ってコマのふしぎな性質を確かめました。
19世紀にイギリスの科学者マクスウェルさんが発明したのでマクスウェルのコマと言います。
コップをふせたような変わった形をしたコマです。
回転軸の先端とコマの重心をぴったり合わせると、傾いたまま回るふしぎな性質があります。
そのマクスウェルのコマを紙コップを使って作ります。
始めにストローの先にねじを取り付けます。
これがコマを回すための台になります。
次は3つのコップにのりを付けて重ね合わせます。
そしてカッターを使ってコップのふちからリングを切り抜きます。
切り抜いたリングをコップにはめ込み、さっきと同じようにリングを切り抜きます。
これを3回くり返すと、リングがバウムクーヘンのように厚くなってきます。
最後に中心にようじを付けます。
ようじの先端とコマの重心点をうまく合わせるのが難しいところです。
うまく調節してから回すと、傾いたまま倒れることなく回ります。