私たちの活動が飯田市の重点事業に!

私たちにとって、とってもうれしいことがありました。ここにご報告いたします。

新しく就任された牧野光朗飯田市長が今年の年頭に当たって基本方針を発表されました。
そこには次のようなことが書かれてありました。

●科学実験教室推進事業

 風越山麓子供の森公園長のサイエンスプロデューサー後藤道夫先生を講師に、身近な素材を使った科学実験の楽しさを児童生徒に体験してもらい、理科や科学に関心を持つと共に探求心を持って行動する子どもの育成を行いたいと考えています。
 一つは、小・中学校での授業としての巡回科学実験教室を開催します。もう一つは、風越山麓子供の森公園「おいで館」での「理科実験ミュージアム」を毎週土・日曜日に開催し小・中学生と保護者、一般の市民を対象とした理科実験の体験により、親子のふれあい、科学現象の理解等を図っていきます。また、夏休みには特別科学教室も開催します。
 このような体験を通して、将来に目標をもった人材が育ち、やがて地域産業を支えてくれることを願っております。

 上記は、実に山のような案件の中から重点事項としてとりあげた27項目のうちの1つです。これまでも小中学校での巡回科学実験教室においては後藤先生と飯田市教育委員会が連携して行われていましたが、今後はそれが市の重点事業として取り上げてもらえることになったのです。

 7年前、後藤先生は「ふるさとの子どもたちに自分の知識と経験を伝えたい、科学をもっと好きになってもらいたい」という純粋な思いから、まったくの手弁当で飯田市内において巡回科学実験教室を始められました。八王子と飯田を往復しながらの生活、実験材料の準備など、そのご苦労はさぞたいへんなことだったろうと思います。その後教育委員会の呼びかけで先生の生き方、考え方に感動した仲間たちが集まって、先生の活動をサポートすべくおもしろ科学工房が結成されたのが3年前。
 今年その活動が市の重点事業となったことは、私たちにとっても大きな喜びであり、ますます励みとなります。

 これも、巡回科学実験教室や理科実験ミュージアムに遊びにきてくれるおともだちと、みんなを連れてきてくれるお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんのおかげです。
 また、私たちおもしろ科学工房結成にあたってご尽力くださった当時の教育委員会の方々、そして私たちの活動に最大限の評価とご支援をいただいたアジレントテクノロジー社さまにもこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

 理科教育時間の不足や理科離れが叫ばれる中、私たちは理科の楽しさ、不思議さをこどもたちに体験してほしくてこれまで夢中で活動をしてきた3年間でしたが、その思いはますます強くなってまいりました。
 これからも私たち「おもしろ科学工房」は、科学をとおして子どもたちに夢と希望と感動をお届けしてまいりたいと思っています。

みなさん、これまで、本当にありがとうございました。

これからもますますの応援よろしくお願いいたします

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