なんと、モデルロケットの制作と打ち上げ体験が、南信州観光公社の体験プログラムになりました。
秋の特別講座としても行われる「モデルロケットを作って飛ばそう」と同じプログラムが
南信州観光公社でも、体験できることになりました。
後藤道夫先生が、アメリカに視察で行った時、子供たちがモデルロケットを打ち上げているのを見て
日本の子供たちにも是非この体験をさせてあげたいと考えました。
しかし、輸入キッドでは、とても高価で自由に打ち上げることが出来ません。
そこで、身近にあるカレンダーやフィルムケースを使ってボディーを作り
A8-3火薬ロケットエンジンを使うモデルロケットを考案しました。
飯田市では、小中学校をまわる巡回科学実験教室で、
後藤道夫先生指導の下、大勢の子供たちが、この体験を行ってきました。
ある小学校では、卒業記念に6年生全員144人が制作。
グランドに面した窓からは、他の学年の先生や子供たちが見つめ
1年生は、一緒にカウントダウンをしようと打ち上げの様子を見に集まり
5! 4! 3! 2! 1! 発射! スイッチオン
シューーー という火薬の音ともに 青空に飛び立つ
遥か空の上でパーンという音と共に ボディからパラシュートが放出され
ゆらゆらと地上に落ちてくる
おもわず、子供たちはロケットを取りに走り出します。
その情景は、今もボランティアスタッフ、私たちの目の奥くに焼きついています。
もちろん、子供たちの心の中に いつまでも残る感動体験です。
私たちも、「特別講座」として何度かとりあげてきましたが
さらに、こんなすばらしい本物の感動体験が、南信州観光公社の体験プログラムでもできるようになりました。
是非 体験してみてください。
南信州観光公社とは?
1996年から飯田市が取り組んできた体験型観光推進事業を引き継ぎ
2001年1月長野県南部の飯田・下伊那の市村と地元民間企業が
出資して設立した第3セクターの株式会社。
体験型観光による広域振興を目的とし、ゆっくりと時間をかけて実施される、
本物の体験プログラムを提供しています。
現在165の体験プログラムが行われ、おもしろ科学工房による「おもしろ科学実験 モデルロケット」
もその一つです。
南信州観光公社 主な賞歴
2004年 第1回オーライ!日本大賞グランプリ【内閣総理大臣表彰】(飯田市)
2005年 第12回優秀観光地づくり賞金賞【総務大臣表彰】
2005年 第1回日本エコツーリズム大賞優秀賞
2008年 地域づくり総務大臣表彰
2009年 ハイサービス日本300選第6回受賞